☆目標を持つために!☆子どものやる気を引き出す!親のアプローチ®@仲町台の個別指導塾
** 今週のテーマ **********************
☆目標を持つために!☆
********************************
◇目標をもって勉強したり、何かを練習したりするのは、大切なことで
す。しかし、もっと大切なのは、目標を達成するように行動すること、
つまり、計画を立てて、目標に一歩ずつ近づいていくような行動が大切
です。
◇そのために、目標を達成するために何をしたら良いのか、どういう時
に何をしたら良いのかを決定することです。そして、目標が達成したら、
自分がどうなっているのか、どういう気持ちになっているのかを想像す
ることです。この想像が目標達成のエンジンになるのですから。
◇何のために、その目標を達成しなければならないのか、そのことを強
くイメージさせていけば、目標に向けてコツコツ歩んでいくことが出来
るようになります。
お母さん:今度の中間テストで5教科で、どのくらいの点数を取りたいの?
A 君 :え~?なんで?
お母さん:何でもそうなんだけど、目標を持つって大切なことだからよ。
A 君 :え~・・・・。
お母さん:1年の学年末は5教科何点だったっけ?
A 君 :え~・・・。覚えてないよ。
お母さん:じゃあ、英語は、何点取りたいの?
A 君 :まあ、60点ぐらいでいんじゃないかな?
お母さん:英語で、60点とったら、あなたは、どう?うれしい?
A 君 :別に。
お母さん:じゃあ、もし英語で90点取ったら、どう?あなたはうれしい?
A 君 :そりゃ、うれしいんじゃない?
お母さん:それじゃあ、取ってうれしい得点を目標にしたほうがいいじゃない?
A 君 :えっ!でも取れないよ。
お母さん:だったら、何点なら取れそうなのよ。
A 君 :だから、言ってるだろう!60点だよ!
お母さん:目標だから、取ってうれしい得点は、何点からよ?
A 君 :えっ?そうだな、70点からかな。
お母さん:じゃあ、目標を60点じゃなくて70点にしてみたら?
A 君 :じゃあ、65点だな。
お母さん:わかったわ。65点ね。頑張ってね。ところで、もし65点
をあなたが取ったら、あなたはどういう気持ちになる?
A 君 :うれしいと思うよ。
お母さん:じゃあ、65点取るために、あなたが一生懸命勉強している
姿を想像してほしいんだけど、そういうあなたをあなたはどう思う?
A 君 :え~・・・。頑張っているな!って思うよ。
お母さん:そういう自分って格好いいと思う?
A 君 :そりゃ、思うんじゃない?
お母さん:それじゃあ、65点に向けて、今までの勉強の取り組みを
変えるとしたら、何を変える?
A 君 :ほら!来た来た、勉強しろってことでしょ!
お母さん:違うわ。65点を取るために、あなたが何をするべきなのか
を考えてほしいのよ。そして、その目標に向かって一生懸命
頑張っているあなたをお母さんは見たいのよ。
あなたも見たいでしょ!格好いいあなたを!
A 君 :そう?別に見たくないけどね。
◇こんな会話をしながら、目標を決め、目標達成のための計画を作って
ほしいのです。目標達成のイメージと目標に向けたプロセス(=行動)の
イメージを持ってもらいながら、徐々に目標を決めていったらいいと思
うのです。
『目標達成のイメージを持つようにアプローチをしよう!』