☆ 勇気づけの視点で子育てを! ☆ 子どものやる気を引き出す!親のアプローチⓇ@仲町台・北山田の個別指導塾

** 今週のテーマ **********************
☆ 勇気づけの視点で子育てを! ☆
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◇どんな親でも、自分の子どもを立派な大人にしようと子育てをしてい
ると思いますが、立派な大人とは、どういうことかは、明確に自覚して
いないかもしれません。

◇立派な大人とは、自分の置かれた状況に対して誠意を持って対処する
人間、他人をむやみに傷つけない人間、社会的な行動が取れる人間、新
しいことにチャレンジしていける人間、経済的にも精神的にも自律=自
立している人間、そんな人間になるように、自分の子どもを育てようと
しているのではないでしょうか。

◇しかし、そういう大人に子どもを育てるためには、どうしたらよいの
か、はっきり分からないのも確かです。子育てに迷いを感じるのは、最
近の親なら誰もがそうだろうと思います。で、今回は、どういう子育て
をしていけばよいのか、この「どういう」という視点を考えたいと思い
ます。それは、勇気付けの視点で子育てをしてみてはどうかということ
です。

◇自分を自分で励まし、背中を押せる人間に育てれば、上記のような立
派な大人になっていくはずです。立派な大人とは、何も成功ばかりして
いる人間ではなく、失敗した時は、自分で立ち上がり、そして、普通の
時は、当たり前のことが出来る大人のことです。

◇ぜひ、有名人や大金持ちの大人を子どものモデルにすることなく、子
育てをしてほしいと思います。勇気ある人間にしていけば、必ず、自律
=自立的な大人になっていくのですから。

◇子どもに勇気付けを行なう際の視点ですが、5つあります。
 1.存在を肯定する=当たり前に出来ている点を認める
 2.子どもが、さらに良くなるために悪い点は、指導する
 3.結果が悪くても、プロセスでいい点を認め、指摘する
 4.満点から見るのではなく、達成できている部分を認める
 5.上下関係の視点ではなく、親子対等な視点で話をする

◇この勇気付けの視点を参考に、子育てをしてほしいのですが、特に、
1と3の項目を意識しながら、子どもと接してみてください。結果も重
要なのですが、その結果を出すためには、プロセスを正しいものにする
ことが重要なことなのです。

◇プロセスの中で少しでもいい点があれば、ぜひ、認めてあげてくださ
い。それを積み上げていけば、プロセスがドンドン改善されていくはず
です。

◇また、テストの満点や平均点を基準にして評価をするのではなく、取
ってきた得点を基準にして、出来ている点を認めてください。例えば、
60点なら、まずは「60点分は理解している」ということを認め、そ
の次に「理解していない部分をなくしていこう」というように、アプロ
ーチをしてください。

『子どもを勇気付けながら育てよう!』