☆感情的な態度を克服しよう☆子どものやる気を引き出す!親のアプローチⓇ@仲町台の個別指導塾

** 今週のテーマ **********************
☆ 感情的な態度を克服しよう ☆
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子どもに対して、感情的になっちゃいけない、なっちゃいけないと思い
ながら、つい感情的になってしまうという保護者の方の話を聞きます。

実は、感情的になっちゃいけない、なっちゃいけないと、意識すれば
するほど感情的になってしまうものなのです。

これは、感情的になっちゃいけないことは、意識していても、感情的では
ない具体的なアプローチ法をイメージできていない結果なのです。
代替案がないので、結局いつも通りの行動をしてしまうのです。

そこで今回は、保護者が感情的にならないで子どもと対応できる方法を、
お伝えしたいと思います。

1:ご自分がお子さんに対して、感情的な対応したと感じる場面を
思い出します。そして、感情的になった目的を考えてみましょう。

「私の考えをどうしても子どもにわかってもらいたかったから・・・」、
「子どもがどうしても、私の言うことを聞かないから・・・」のように、
感情的になった時の保護者の言い分を口に出してみると、ご自分の目的に
気づくはずです。

2:感情的な対応で、理想とする結果が得られているか考えてみましょう。
結局、保護者の言う通りになれば、一応は目標達成されたことになり
ますが、保護者も子どもも互いに納得できる結果になったでしょうか。
保護者は疲れ、後味が悪かったり、子どもは、渋々、または、捨て台詞を
吐いていうことをきく羽目になったとすれば、アプローチを検討する必
要があります。

3:感情的な方法以外に、保護者であるあなたに何ができるか考えてみて
ください。命令口調(〜しなさい)をお願い口調(〜してくれないかな)
に変えたり、事実言葉(主観的な意見を誰もが知っている事実のように
言う言葉)を意見言葉(「私」を主語にして、自分の意見に過ぎないの
だけれど・・・という言い回し)に変えたりするなど、冷静かつ対等な
関係を維持できる対応も思いつくのではないでしょうか。

反省だけでは、必ずしも新しい行動に結びつかないものです。
是非、感情的な対応をしがちな場面を思いだして、3つのステップで
振り返ってみてください。新しい具体的な方法がイメージできれば、
お子さんと理想的なコミュニケーションが持てるようになるでしょう。