☆目標を作る!☆子どものやる気を引き出す!親のアプローチⓇ@仲町台の個別指導塾

** 今週のテーマ ************************

☆ 目標を作る! ☆  

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◇今年はようやく来週から夏休みが始まります。この夏休みは、子どもたち
にとっては自己改造する最大のチャンスです。今回は、目標の決め方を考え
てみたいと思います。

◇まず、大きな目標を決めることです。学年の目標でも、将来の目標でも、
志望学校の目標でもいいので、ちょっと長期的な目標を決めてください。

◇その次に、短期間の目標を決めます。夏休みの目標でも、今月の目標でも、
今週の目標でもいいので、決めます。この二つの目標が決められたら、それ
をつなぐ活動を決めるようにします。

◇つまり、大きな目標を達成するために、この期間は何をやるのか、どうや
っていくのかという活動目標を決めるのです。この時に大切なことは、子ど
もとじっくり話すということです。実行する子どもが納得いくように、色々
な話を聞いてください。本当に好きなことは何か、本当にやりたいことは何
か。徹底的に聴いて、子どもの希望を十二分に理解してください。ここがポ
イントです。

◇それから、私たち保護者の望みを伝えて、子どもの望みと保護者の望みの
妥協点を見出すように話し合うことです。この作業を簡単に済ませると、結
局、約束は守られることはないと思います。

◇子どもとの話し合いでいろいろなことが決まっていく時、子どもは自己選
択という仕方を学び、責任を感じるようになるのです。無理やり活動計画を
保護者が決めてしまうことのないようにしたいものです。

◇そして、いよいよ具体的な活動計画を1日ごとに決めていきます。子ども
と保護者でブレーンストーミングしながら、曜日ごとに一週間のタイムスケ
ジュールを決めていってください。

◇「やれること」が前提ですから、保護者の理想はここではじっと我慢して
話を進めることです。ここで注意しておきたいのが、数時間(または2、3日)
空白の時間を用意しておくことです。ぎっしり詰まった活動計画を作っては
駄目です。空白の時間は、急な用事が入って予定が消化できなかった時の予
備としてとっておいてください。

◇計画が完成したら、あとは中間チェックを子どもと保護者で定期的にする
ことです。その時に計画が大幅に遅れていたら、計画を修正することです。
修正しない計画はどんどん破られていくものです。そして、保護者としては、
毎日、毎日、計画をチェックしないことです。イライラするのが関の山です。
そのかわり、少しでも計画を実行している姿を見つければ、必ず承認してほ
しいのです。

◇承認とは、「頑張っているわね!何か質問ある?」とか、声をかけてほし
いのです。そうすれば、子どもは少しずつ自分自身で約束を実行していくよ
うになります。辛抱強く見守ってください。

1.大きな目標を決める
2.大きな目標の繋がる小さな目標を決める
3.活動計画を決める
4.定期的に中間チェックする機会を持つ
5.事ある毎に承認活動をする

『目標は子どもと話し合って決めましょう!』