「学ぶ」の語源について@仲町台・北山田の個別指導塾

仲町台の個別指導塾、学習スタジオ クロスロード 仲町台スクール 室長の岡田です。

さて、突然ですが、「学ぶ」という言葉の語源をご存知でしょうか?

実は、この「学ぶ」という言葉の語源は、「まねぶ(学ぶ)」と同源で、「まねる(真似る)」とも同じ語源である、とされています。

なぜそのような話をするのかということで、ここで少し前の生徒さんでの実際のお話をさせていただきたいと思います。

その生徒さんですが、中学生の時は数学が苦手科目No.1科目でした。中学の成績で数学は3しか取ったことがなく、入会面談では、「なんで数学なんかあるんだ!」と文句を言っていたほどでした。(笑)ただ、高校に入学してから、いよいよ数学も難しくなり、志望校には推薦で行きたい!という目標もあったので、「ネックになっていた数学の評定を上げよう!」ということでクロスロードで数学の授業を受けてもらいました。

最初は、なかなか数学の公式が覚えられなかったり、勝手に公式を変えて問題を解いてしまったりということが多々あり、頑張っているのに答えにたどり着かないということがありました。

そこで、私が取った指導方法は、「(最初から解答を開いても構わないので、)徹底的に教科書の例題や問題集の解き方を真似る」ということです。最初は、例題を写しながら問題を解き、問題を解く中で意味が分からない部分があれば、その部分を順序立てて教えたり、簡単に解くコツを見せたりして、最後は、解答やヒントを見ないで自分の力だけで問題を解くように指導をしました。

すると、最初は理解できなかった問題も、徐々に演習をこなすうちに解放の道筋が分かってきて、最終的には自分の力だけで解けるようになりました。

定期テストでは、最低でも80点くらいは安定して取れるようになり、調子がいい時は90点も取れました。そして、成績では未だかつて取ったことが無かった"5"を取ったこともありました。

本人もお母様も非常にびっくりして、「まさか"3"しか取ったことがなかった数学で、こんな成績を取るとは思いもしなかった!!」とお声をいただきました!志望校にも推薦で合格でき、笑顔で進学することもできました!

たとえ苦手でも、頑張ればできるんです。なんと言っても、”5”を取ったのですから。

「勉強が苦手」「テストでなかなか点数が取れない」というお子さんは、往々にして、面倒くさがって基本をおろそかにしてしまったり、問題を解く中で勝手なことをしたりして、「型(解き方の基本)」ができていないことが多いように感じます。

誰でも最初は、初心者です。やり方を知りません。だからこそ、「型を真似をする」=「基本を学ぶ」という姿勢が大切なのです!

急がば、回れ!の気持ちで頑張っていきましょう!