☆ 夏休み。家族を考える ☆―子どものやる気を引き出す!親のアプローチ @仲町台の個別指導塾

 

多くの学校で先週末から夏休みが始まりました。

比較的に家族が顔を合わせ、家族団らんの機会も増えて来るでしょう。

 

また、逆にお互いが顔を合わせる機会が増えて、

些細なことでもめる機会も増えてくるかもしれません。

 

ここで、一度、家族の役割ということを考えてみたいと思います。

 

家族は、婚姻関係を起点とする小集団であり、社会の縮図です。

子どもは、家族との絆を社会に巣立つエネルギーに変えているのです。

また、社会で必要な他者との関わり方をシュミレーションしているのです。

 

ですから、親は、単に家族の幸福の為でなく、

子どもが社会に巣立った時に役立つ社会的な存在としてのスキルを、

日々の生活で伝える必要があるのです。

 

仕事上の人間関係に悩む社会人は非常に多いものです。

 

例えば、上司との人間関係に悩む方の話を聞いていると、

子どもの頃の父親との気まずい人間関係に気づくことがあります。

 

家族の中で権限を持っていた父親と、

仕事上権限を持つ上司が重なり合うのかもしれません。

 

私は、よく今の自分が子どもの頃に戻ったとしたら

父親にどんなアプローチをするか訊くことで、

上司との関係改善をアドバイスしています。

 

また、女性と適切な人間関係を持てないと訴える方の話を聞くと、

母親との関係の躓きに気づくことがあります。

 

さらに、同僚、先輩と上手く付き合えない方の話を聞いていると、

きょうだい関係の躓きに気づくこともあります。

 

きょうだい喧嘩をするものの、当事者同士でうまく仲直りができるようであるならば、

同僚や先輩との付き合い方の準備ができていると言えるかもしれませんね。

 

全てとは言いませんが、家族の中での関係は、

大人になっても影響する場合もあるということです。

 

今の家族間の関係ややり取りは、社会に拡大した時にどのような人間関係に

影響がでる可能性があるのか想像しながら子ども達にアプローチすることが大切です。

 

是非、この夏、親子関係、きょうだい関係など、

家族の役割を考える機会としていただけたら幸いです。

 

メールマガジン【子どものやる気を引き出す!親のアプローチ】より
作者:井上郁夫(心理カウンセラー・学習スタジオ クロスロード講師)

 

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