☆あるがままを認める☆子どものやる気を引き出す!親のアプローチⓇ@仲町台の個別指導塾

** 今週のテーマ **********************
☆ あるがままを認める ☆  
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私たちは、なぜ緊張するのでしょう。
それは、来たるべき未来のある瞬間を、乗り越える準備が整っていない
と感じる時に発生する感情と、それに伴う症状です。

緊張は、無意識からのメッセージです。無意識が今の準備で大丈夫か?
と問いかけて来ているのです。このメッセージをしっかりと受け止めて、
建設的な対処すれば緊張は和らぎます。

しかし、未来の結果ばかりに意識を向けすぎて、現実に意識が向けられ
なければ、緊張は続きます。

「もっと早くから準備をしておけばよかった」という言葉が浮かぶ時は、
意識が現実を無視して、過去に向っています。

大切なことは、意識を現実に呼び戻すことです。

今、できることだけが自分でコントロールできることだと自分に伝える
ことです。過去も未来もコントロールできませんからコントロールでき
るのは、今この瞬間だけなのです。

これは、「あるがままを認める」ということです。「ありのままで良し」
ではなく、今、この瞬間の現実を受け入れることが大切なのです。

「今、私は緊張している」と言葉に出してみると、意識を現実に戻しや
すくなります。

そして、今、自分にできることは、今の自分の行動を変えることだけだ。
さあ、何ができるだろうか。

体をうごかしてみるのもいいかもしれません。

受験前の子どもの緊張に対して、親にできることはなにか、何をしたら
良いのか、何をしない方が良いのか、お気づきになりましたか。

・「結果は後からついて来るものだから、今できることをやったらいい」
 というメッセージを子どもに送ることです

・「大変なことなんか起きない。何があっても解決可能だし、お母さん
 (お父さん)がついているから大丈夫。お母さん(お父さん)を信じ
 なさい」というメッセージを送ること

・「終わったら、みんなで、〜しようね」というメッセージを送り、子
 どもに肯定的未来をイメージさせること

・「あの時も乗り越えたのだから、今のあなたにできるわよ」という
 メッセージを送り、過去の成功イメージをさせること

「なんで、もっと早く準備しなかったの!?」と子どもの意識を
ネガティブな過去に向けさせないこと

「失敗したらどうするの!?」と危機的未来をイメージさせないこと

そして、何よりも親自身の意識を現実に向け、「ド〜ン」と構えて
おくことです。

皆さんのお子さんにとって、その日が素敵な経験になりますように。