☆ 子どもへの意図的アプローチを継続する仕掛け ☆―子どものやる気を引き出す!親のアプローチ @仲町台の個別指導塾

** 今週のテーマ **********************

☆ 子どもへの意図的アプローチを継続する仕掛け ☆

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PTAの講演などで、2年続けて講師の依頼して下さるケースがあり

ます。2年目のアンケートの中で、「昨年も話を聞いて気をつけようと

思っていたところが忘れてしまっていたので、再び聞けてよかった」と

コメントをいただくことがあります。そんなコメントに出会うたびに、

嬉しいような、寂しいような思いになります。歓迎して下さることはあ

りがたいのですが、その方のためには、継続するまでの支援ができな

かったと感じるからです。

次回は、こんなこと話してみようと思うことを先行でお伝えしようと思

います。

 

子どももそうですが、継続することは、私達大人でも永遠の課題のよう

です。そこで、ちょっと保護者の皆さんが、お子さんへのアプローチで

「これをしよう!」と決めたことを楽しく継続する方法を、「子どもを

一日5回は褒める」ことを決意したという想定で、考えてみます。

 

1:記録に残す

日記のように、お子さんを褒めたことについて、記録に残します。子ど

ものどんな行動を、どのように褒めたのか、その時のお子さんの様子を

記入します。さらに、親として、その一連の事柄から何を感じたかを記

録します。日記を書くこと、記録に残すことが好きな方向けです。保護

者が自分の決意をいつも意識できるので、継続を促します。

 

2:スタンプカードを作る

日記は、ちょっとと言う方には、スタンプカードがお薦めです。達成で

きたら、スタンプを押していきます。何の見返りがなくてもスタンプが

たまるだけでもやる気が高まります。

 

3:自分にご褒美

一日5回褒めることができたら、自分にご褒美です。普段我慢している

甘いお菓子を一人でこっそり食べる。ちょっと高価なアイスを食べる。な

んていうように、自分の為だけにご褒美です。②のスタンプを貯めてご褒

美も良いかもしれません。ただし、食べる者はダイエット中の方には注意

です。達成感とご褒美が相まって明日のチャレンジのエネルギーになるで

しょう。

 

4:ペナルティを課す

一日5回達成できなければ、例えば1回〇円として、未達成の回数分貯金

をします。貯まったお金は、子どもや家族が喜ぶことに使いましょう。ま

た、達成できなければ、あまりやりたくないけれど、やれば自分や家族が

喜ぶ行動を一つ選んで、実行しましょう。「運動していないなぁ」という方

であれば、朝の短時間のジョギングなんかよいかもしれません。

 

以上が私の頭に浮かんだ例です。ポイントは、「一日5回褒める」という行

動が生活の中に影響するもので、始めるにあたってワクワクするような仕掛

けをつくることです。

 

「これいいなぁ。子どもにやらせよう!」と思ったあなた!

まずは、ご自分で実践してみて下さい。

 

メールマガジン【子どものやる気を引き出す!親のアプローチ】より

作者:井上郁夫(心理カウンセラー・学習スタジオ クロスロード講師)

 

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