スマホで知らない単語を調べてはいけない?仲町台・北山田の個別指導塾

こんばんは。学習スタジオ クロスロードの三宅です!

スマホで知らない単語を調べてはいけない?あれほど便利なのにどういうこと!?って感じですよね(笑)

文部科学省のGIGAスクール構想により今や小中学生も1人一台タブレットを手にする時代になりましたが、
こういった時代だからこそデジタル機器との付き合い方を考えないといけなくなりました。

ある実験によると、言葉をスマホで調べた時は、1つも記憶に残らず、辞書で調べた時は5つのうち2つは記憶できていたという研究結果があります。

では、なぜそんなことが起こってしまうのでしょうか?
大きな原因として前頭前野の活動に違いがあるからです。
前頭前野とは物事の記憶を司る脳の重要な場所です。
辞書で言葉を探している時には、前頭前野は活発に活動しているのに対して、
スマホで検索している時には前頭前野はほとんど活動していないのです。

辞書はページを自分の手でめくりながら、探している言葉を前後の単語を確認しながら注意深く見逃さないように探しますが、スマホ検索では何の苦労もなしに一瞬にして検索結果がヒットしてしまいます。
これが前頭前野の活動量の違い=記憶力の違いになるのです。

便利になった現代だからこそ、教育において最新技術にどこを任せて、どこをアナログのままにしておくべきかをしっかり考えていかなければなりません。