☆掃除は家族全員の問題!☆子どものやる気を引き出す!親のアプローチⓇ@仲町台・北山田の個別指導塾

** 今週のテーマ **********************

☆掃除は家族全員の問題!☆

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◇12月も終盤です。そろそろ大掃除のシーズン到来ですね。大掃除と
言えば、子ども部屋の大掃除が、これまた大変な難関ではないでしょうか。
子どもたちに、やりなさい!なんて言っても、なかなかやるものでは
ありませんよね。

◇しかし、机の上が綺麗になる、部屋が片付く、そんな綺麗な空間になると、
人間は、新たな気持ちになって案外やる気になるものなのです。
整理整頓は、やる気になるきっかけを与えてくれるものです。

◇そうは言っても、子ども部屋の掃除を子どもたちにさせることは
なかなか難しいことです。お母さんが、掃除をしなさい!と言っても、
子どもがすぐに言うことを聞いてくれるとは限りません。そんな時に
お薦めなのが、家族会議を開いて、皆で話し合いながら、大掃除や
普段の掃除を、家族全体のルールにしてしまうことです。

◇まずは、家族会議で大掃除の分担を決定します。
1.誰が誰の部屋を掃除するかを決めます。
自分の部屋を自分が担当することを当たり前のことと思わないで、誰が
どこを担当するのかを決めるのです(大体は、自分の部屋を担当することに
なると思いますが)。
2.その次に共用部分の掃除の分担をします。
玄関・リビング・階段・トイレ・風呂・ベランダ等々、実に色々な
ところが共用部分になるのではないでしょうか。

◇お母さんはここで我慢のしどころです。「台所は私がやりたい!」
という欲望を抑えて、みんなで協議して決定することです。最後に
掃除の分担部分の確認(綺麗になっているかどうか)を、担当者では
ない人にやってもらうことを決定します。いわゆる最後のチェックを
お互いするように決めることです。これが、まず1回目の家族会議の議題です。

◇2回目の家族会議は、掃除が全て完了した時の、大掃除の反省会です。
大掃除の大変さの原因を知る会議です。1年に1回だから大変なのです。
ということで、2ヶ月に1回の大掃除イベントを決定するなんてどうでしょうか。
2ヶ月に1回日程を決めて、家族全員で掃除をするのです。そういうルールを
決めてしまいましょう。そうすれば、部屋の片づけに関しては、
お母さんと子どものケンカは随分と経るかもしれません。

◇最後に一言。
子どもに掃除をさせたいのならば、その家に住む家族全員を巻き込むことです。
たとえ、普段は掃除をしないお父さんであっても。もそうすれば、子どもは
とりあえず掃除に参加してくれるはずです。子どもが上手く掃除が出来るようになれば、
勉強する環境は格段に良くなるはずです。ぜひこの冬は、家族みんなで
励まし合いながら掃除をしてみましょう。

『掃除は家族のルールにする!』