☆質問のススメ☆子どものやる気を引き出す!親のアプローチⓇ@仲町台・北山田の個別指導塾

** 今週のテーマ *********
☆ 質問のススメ ☆  
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質問は、相手への関心を示します。
関心のない人には質問しないものです。
そして、質問は一般的に会話を盛り上げます。
ですから、子どもに対しても質問することをお勧めします。

「でも、子どもに質問しても、なかなか答えてくれない」と
感じていらっしゃる保護者の方も少なくないのではないでしょうか。

親:「今日、学校でどんなことがあったの?」
子:「別に・・・」

親:「『別に』ってことはないでしょう」
子:「・・・」

親:「やんなっちゃうわね」

こんな感じでしょうか。私も時々そんな気持ちになったものです。
しかし、気持ちよく応えてくれることもあります。

親:「今日の試合どうだった?」
子:「勝ったよ!」
親:「それは、よかったじゃない」
子:「勝ったのは良かったんだけどね・・・」

親:「何かあったの?」
子:「試合が終わった後のミーティングの集合が遅いって、
  〇〇先生が怒るんだよ。俺たちは、一生懸命片づけしてから集まったのに、
  『そんな態度なら練習なんかするな!』とか言うんだよ!」
親:「みんながダラダラしていたから、先生怒ったんじゃないの?」
子:「ダラダラなんかしてなかったよ!一生懸命やってたのに怒られたよ。
  全く頭にくるよ!」

親:「そうだったんだ。折角、試合にも勝って、頑張って片づけしたのに、
  それは頭に来ちゃうね。事情は、先生に話したの?」
子:「言えるわけないじゃん!」

親:「それもそうね。何か先生から見て、気に入らないところがあったのかもね。
  ところで、そんなに頭に来ているなら夕飯は食べれないかな?」
子:「何それ。食べるに決まってるじゃん」
親:「それじゃあ、勝利を祝って夕飯にしましょう!」
子:「うん」

二つの会話の中の質問には微妙な違いがあります。
親の聞きたいことを質問しているか、否か。
子どもが話したいことを引き出すように質問しているか、否かです。

後半は、部活の試合に夢中になっている子どもを理解した上で、
投げかけた質問なので、子どもは、答えやすいのです。
いいえ、寧ろ子どもが話したかったことを質問したのです。

前半の会話の質問は、子どもによっては、
普段の学校のことなんか親に話すことを好まないものです。
学校の様子を質問することが悪いということではありません。
話したくないことを質問しても答えないこともあるということです。

親の関心のあることを質問するのも良いですが、
質問に応えてくれる子どもを願うのであれば、
子どもの関心ごとを質問してみてください。
「うちの子、こんなに話してくれるんだ」
と新たな発見があるかもしれません。